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2016年7月2日土曜日

桑原(2)

食品を購入するためにスーパーに赴くと、ちょくちょく面白いというか、唖然とする場面を目にします。これは前のエントリとは別の店の話です。

どこのスーパーでも夕刻になると鮮度落ちの早い商品には割引シールが貼られていきます。鮮魚、精肉、惣菜等々...段階的に-10%、-20%、半額といわゆる見切りのシールが貼り重ねられていく店に17:30頃訪た際のことです。

そういうタイミングだったのか、精肉コーナーには割引シールが貼付されたいくつものトレイが並んでいました。-10%、-20%、半額といった鶏、牛、豚といった精肉のトレイが混在している状態です。勿論、シールのない、正価販売のものもありました。

ふと見ると、そういった値引き品を大量にカゴに入れている年配の女性客がいたわけです。六十代あたりでしょうか。切り落とし、薄切り、焼き肉、ステーキ用といった様相で、特に〇〇用に絞ってということでもなく、あたり構わず割引品のトレイをカゴに入れていました。
”いろいろな肉を沢山カゴに入れているなぁ、上手く調理して保存食でも作るのだろうか。”
と思いながらも通りすぎて自分が目当てにした商品の棚へと向かいました。で、しばらくして乳製品のコーナーでチーズを見ていた時なんですが、気づくと先ほどの年配客が...

別に、注視していたわけではありませんが、先ほどの割引品の肉を両手に持って較べていました。なんだか自分のカゴの中で選別しているようです。実はこのあたりからちょっと気になってきました。

そこから件の客の行動を目で追うと...カゴの中の精肉のトレイの中、半分程度を商品棚に戻していました。戻す?なるほど、割引のシールが貼付された商品を、取り敢えず手当たりしだいにカゴに入れると。そうしてカゴに入れて確保しておいた商品を後で品定めし、不要なものは商品棚に戻す...

正価品ならともかく、消費期限の迫った見切り品は商品棚の前で手にとったとしても、購入する/しないを判断して購入を決めた商品だけをカゴに入れるのが真っ当なんじゃないのか、と思った次第です。他の客の購入機会を奪うべきではない、サルベージした商品を戻してどうする、という意味で。

軽く唖然とすると共に、”なんだかなぁ”、といった印象を禁じ得ませんでした。テレビで目にする衣料品のセールや福袋の争奪と同じ感覚なんでしょうか。

ふと目をやると、この客は今度は餃子や焼売などの惣菜のパックを何パックもカゴに入れていました。
”また、惣菜のパックを見比べていくつかを戻すのだろうか?”
そんな思いが過ぎりながら会計を済ませてさっさと店を後にしました。桑原、桑原...

2016年6月24日金曜日

再認

以前、トンカツに纏わるエントリで挙げましたが、未だ川崎市宮前区のとんかつ勝義に優るメンチカツに巡りあえていません。(随分昔の話です。今は存じません。)


内食?、中食?となると、コロッケと同じくメンチカツも山垣畜産や三田屋総本家、三田屋本店といった関西の店が私の中では依然上位を占めています。

そんな中、メンチカツ好きにとってありがたい、新たな一店を知ることができました。自分にとってですが...

勿論、デパート、スーパーでも、チェーンの弁当、惣菜店でもなく、精肉店、揚げ物をやっている肉屋です。店の名はやはた屋、名工大が近くにあります。

所用で通りがかった際立ち寄って、メンチカツ始め、お決まりのコロッケ、ハムカツ、串カツの揚げたてを持ち帰りました。


実は肉屋の揚げ物だからといって旨い旨いと手放しに受け入れているわけではありません。ツナギの多さが気になるメンチカツ、冷凍の出来合いを揚げているんじゃないかというコロッケに当たったこともあります。本当の処は確かめようがありませんが...

で、自宅で口にしたこれらの揚げ物はどうだったかといえば、コロッケ、ハムカツについては紛うことなき肉屋のそれで期待通りのものでした。串カツはおそらくヒレ肉で揚げてあって、柔らかさが印象的でした。噛みごたえのある赤身と脂身が交互に並んだ、ザ・串カツを思い描いて噛みちぎれば、肉の味と柔らかさにいい意味で意外感を抱きます。

特筆、というほどではありませんが、メンチカツには驚かされました。メンチカツそれ自体、店にによって随分味わいが異なります。肉屋のものに限ったとしても、です。

勝手に想像すれば、粗挽き肉をツナギ少なめで十分練り込んだことによる、弾力あるしっかりした歯応えとの旨味を感じました。脂分はやや控えめでしょうか。いずれにせよ、美味しく戴いたことには間違いありません。

そして余計なことですが、この店では揚げたてのカツを、揚げ物用の内側がコーティングされた白い紙袋に入れた後、
新聞紙で包んでくれます。帰宅してもまだ十分温かいカツを口にしつつその保温効果を目の当たりにしました。

新聞もまだ捨てたもんじゃないなぁ
新聞の価値を再評価した次第です。

2016年6月7日火曜日

桑原

原則として日祝日にはスーパーには近寄らないことにしています。混んでますし、頭がちょっとアレな方、不快な場面に遭遇することが少なくありませんから。

偶々所用があって日曜日に立ち寄った時のことです。予定の商品をかごに入れてレジに並びました。前に二人買い物客がいて、私が三人目といったところです。レジ台には商品の入った次の客のカゴが置いてありました。

で、よく見るとカゴの後ろにポリ袋に入ったパンが...店内のベーカリーで焼かれた数個入りのバターロールだったかと。カゴにも入れられず私と前の客の間にぽつんとある状態です。
――これはお客さんが買う(つもりの)パンですか?――
前客の会計の段になって、当たり前ですが、まぁそんな意味合いのことをレジ係は尋ねるわけです。前客の”違いますの”返事の後、私にも同様に尋ねられ、違います、と応じたのは勿論のことです。

前客の精算が終わって、レジ係が私のカゴ内の商品をレジ打ちにとりかかろうとするその時、どこからかカゴを持った男性年配客がやって来ました。
――あれっ!レジの順番飛ばされちゃったか。――
宣うには、パンを置いてレジの順番を取っておいたと....
その場から離れてレジの順番を取っておくために、精査前の商品である袋入りのパンを置いておく...なかなか初めての場面でした。他のレジも含め大体一人二人程度の待ちだったんですが。

勿論、注意などするはずありません。そういった行為を何ら臆することなくできでしまう、ちょっとアレないい年をした年配者に何を言えと...
――お客様、こちらのレジへどうぞ――
言われるままに隣のレジへと移ったのでした。”くわばら、くわばら”と呟きながら。

2016年4月2日土曜日

判断

偶々、タイミングよく虚を突かれて了承してしまったのだと思います。判断や対応の妥当性についてご意見を賜われればありがたい処です。

先日のある金曜日、午前九時を過ぎた辺りでしょうか。自宅にいた所、
”屋根の〇〇が浮いていますよ。”
と戸外から声をかけられました。で、戸外に出て声をかけてきた若い男が自宅屋根の指差す部分を見てみました。建築についての知識が乏しい私には〇〇”は聞き取れず、たとえ聞き取れたとしてそれがどこの部分を指すのか分からなかったと思います。(後で屋根と壁の取り合い部の雨押えという部材であることが判明。

で、
”屋根の〇〇が浮いています。このままでは雨が入って雨漏りし出します。”
と言うわけです。”ウチはそういう工事を頼む所は決まっているから。”と応えたのですが、
”偶々近くで工事をしていまして、材料を持っていますので2000円でコーキングして応急処置をします。”
と。”本工事は知り合いに頼むけどそれでいいなら。”処置を了承しました。そんな金額で屋根に上がるのか、といった問には、
”宣伝です。”
とか、
”私達の仕事を知ってもらいたい。”
との返事でした。 工事業者の知り合いがあると伝えたものの、宣伝のためという返答に、”そんなものか”と一応の整合性を感じ、午後から上記応急処置をする運びとなりました。名刺も渡されました(=身元、所属が確認できる)ので、まぁ、悪徳リフォーム業者ではないだろうと判断したわけです。屋根に上った経験がある私には、2000円で屋根上の仕事をするものなのかと、半信半疑ではありましたが...

午後からの工事ということでしたので、当然、該会社名で検索しましたが悪い情報は見つけられませんでした。消費者庁、国民生活センターのwebサイトでも当該業者の名は検索されませんでした。

”じゃ、いいか”、と思っていたのですが、結局その日の午後業者は現れませんでした。業者の知り合いがあることを伝えていて、大きな工事に繋がるわけでもありませんから、”ばっくれたのかな。週明けにでも知り合いの業者に不具合について相談してみるか。”というつもりでいました。

土日を挟んで週明け、もうこの話は無くなった気でいました。ところが、月曜の朝、同じ業者が、

”どうされますか?”
と。

土日とはいえ、調べる時間的余裕を十分作った上で打診してきたわけです。補修を了承しました。実は土日の時点で話が無くなったと思い込まず、もう少し雨押え補修の必要性について調べるべきだったのかもしれません。

当日午後から補修工事に取り掛かることになったのですが、ふと、事前に指摘部分を撮影しておくことを思いつきました。特に深い考えはなく、一体何処がどうなっているんだろう、という思いからでした。

梯子をかけて指摘された辺りを撮影、印刷してみたものの、よく判らないままです。何処に雨漏りの恐れがあって何処をコーキング剤で塞ぐのか...雨押えの裏側は指が入る位空いていても構わないような情報も見かけましたし。

午後になって補修工事を始める段になって、写真を見せながら、業者に尋ねてみました。何処がどうなって何が問題なのかと、実は不要なんじゃないかと。
”放っとくといつか雨漏りします。”
などといった、何だか要領を得ない返事でした。こちらも不要という確信はありませんでしたから、まぁ、そうなのかと、断ることなく補修を進めてもらうことにしました。大した金額ではありませんでしたし。
”補修部分の写真も撮ってきます。”
とコーキング剤を手にした業者が屋根に上がり戻ってきました。十分程度でしょうか。

戻ってきた業者の話を聞いて、疑問が氷解しました。やはりセールスだったわけです。スマホで撮影した補修部分の写真をチラッと見せ、
”他にも割れた部分がありましたので補修しておきました。”
とか、
”屋根材がかなり古くなっているので...”
などと屋根全体の塗装、修理を勧めてきました。断ったのは言うまでもないことなんですが。

下はコーキングで応急補修をしたと称される、雨押えの盛り上がった部分の写真です。


”何だ、コレ?雨漏り予防の応急処置がこれなのか?”

屋根材が割れて雨漏りが生じた場合、補修前に撮影しておいた屋根の写真と照らし合わせるつもりでいます。

手元にある名刺には”創建コーポレーション”と記してありました。

2016年3月3日木曜日

嘆息

植田山のパン屋で遭遇した光景です。人気店なのか混む時間帯だったのか、レジ前にパンを載せたトレイを持つ客の列ができていました。

そこに、横からレジ辺りに居た店員に向かって、
”これだったら切ってもらわないほうが良かった”
の声が。列を無視した年配の女性の苦情が列の進行を止めていました。

なんでもクロワッサン食パンという評判のパンがあって、切ってほしいと店員に依頼した所、焼き立てだったかの理由で”軟らか過ぎて機械で切れない”断られたと。で、店か客かどちらの発案かは存じませんが、手切りにした結果無残な状態に至ってしまい、
 ”これじゃ人にあげられない。切ってもらわないほうが良かった。”
との文句になったようです。人気のパンらしく替りの品がなさそうなことも苦情に拍車をかけているようです。

面倒な話だなぁ、後ろにレジ待ちの客が待っているんだからさ。

勘ぐるに、手切りでも難しいことは店側こそ承知していたはずで、店側は消極的だったんじゃないかと。要望されて切ったら、
”これだったら切ってもらわないほうが良かった”
 では立つ瀬がありません。

人にあげるならヤマザキかパスコの六枚切り食パンにしとけそう思った次第です。いや、八枚切りでもいいんですけど。

2016年2月26日金曜日

既定

前のエントリの続きのような話です。

ある程度の規模の公営住宅周辺には、昔からの商店が軒を連ねた一角があります。どんどん寂れていっています。

名古屋市内であっても郊外ではそういった傾向を感じますし、周辺部にあって駅から離れた小規模な集合住宅地域ではそういった商店の衰退は目もあてれません。商店主、及び居住世帯の高齢化と少子化による住民人口の減少、自動車での移動の常態化といった処がその理由でしょうか。

先日、名古屋に隣接した市にある公営の集合住宅近くの、かつては店舗が連なっていたであろう通りにある中華料理店で昼食を摂りました。いわゆる街の中華屋です。紛うことなき、確実に。

名古屋のベッドタウンとして開発された当初から、生産年齢人口がそこそこの割合を占めていた頃までは、相応の商業活動があった通りだったんだろうなぁと偲ばれました。何故こんな私鉄の駅から離れた地域を住宅地として開発したのか今一つ合点がいかないわけですが...その沿線にはかつて田畑が十二分にありましたから。田畑の所有者もまだ若く、専業、兼業はともかく、農業に従事するのに何ら問題がなく、それが当たり前で、所有地を切り売りするなどとんでもない、という時代だったのかもしれません。 

上記中華屋も繁盛、混雑とは言い難い状態ではありました。じゃ、美味しくないのか、というとそういうわけではなく単に訪問を促す動機に欠けているのだろうということです。

駅 から離れていて付近には会社も工場も観光名所、公園などの公共施設もないとなると...まあ、言い換えればそれらの立地的不利を上回る程には旨くないわけ なんですが。普通なんです。ただ、近くにあれば、普段の食事の店として通うであろう普通です。勿論そういった店は好きです。

ただ、昼間人口の多いオフィス街、繁華街ならともかく、住宅地ではそういった店は減少の一途だろうなぁ、といった感は否めません。

ただでさえ、人目を引くこだわり(?)のラーメン店や、盛りが過剰で味濃く油の酸化臭が鼻につく、赤黄黒の華人系中華の猛攻、跋扈に押されていますから...

うどん屋もそうなんですが、こだわりのない、普通の、家族経営のうどん屋、中華屋の新規開店を殆ど見かけないことに寂しさを感じてしまいます。店主の高齢化か、不振と言った理由による閉店ばかりを目にします。
社会が抗えない少子高齢化に進む中、その一方巷間では、
 保育園落ちた日本死ね
といった真っ当過ぎるブログが衆目を集めていたりするわけです。マイナス金利なんてやってないで、都市部と地方の格差?歪?の解消にもう少し頭を使ってもいいんじゃないか、と思った次第です。
 ”中華屋、うどん屋潰れた日本死ね”
とまでは言いませんがね。

2016年2月25日木曜日

僥倖

守山区四軒家辺りの寿司屋です。幹線道路沿いですが、目立つ看板もなく、店前に駐車スペースが取ってあるためか建物も通りから控えて建っています。

何度も行き来している通りですが全く気づきませんでした。信号待ちか何かで偶々寿司屋があることを知りました。気になって昼食に入店したわけです。実は街の、個人経営の寿司屋は結構好きです。少なくとも、大仰な看板を掲げ、だだっ広い駐車場を備えてこれみよがしに安さを押し出す回転寿しチェーンよりは...店によってハズレがあるのはともかくとしてです。

勿論、その時その時の飛び切りの寿司ダネを用意している高級店の話ではありません。昼にフラッと飛び込み、ちらし寿司を掻っ込んで
――ごちそうさま――
と。個人経営の寿司屋が大規模回転寿しチェーンに押される中、個人店の良心というか矜持を該店で感じた次第です。安けりゃいいということではなく、決められた価格の範囲内で良質のものを、そんな意気が伝わってきたような...

人気ラーメン店のラーメン、炒飯セットと同程度、或いはひょっとすればそれより安価な鮪丼、海鮮丼の用意がありました。 頼んだ海鮮丼は、光り物、烏賊、蛸、穴子はないものの、玉子焼きに帆立、茹で海老、サーモンと共に鮪、鯛に白身二、三片を戴く丼で、これがチラシとされていない所以かもしれません。

とてもこの価格で済む海鮮丼ではなく、特筆すべきは鮪で、上質で味わいの濃いものでした。キハダやメバチではなかったと思います。この鮪はサクから平作りで切り出された、整った一片ではなく、鮪ブツを切り開いた如く形状でした。

おそらく、より質の良い鮪を供するために、そういった部位を使う工夫じゃないかと。頭が下がります。

ただ、概してこういった店は店主が高齢です。ご多分に漏れずこの店も。この先、どれだけ暖簾を潜れるだろうかを案じてしまいます。

2016年1月16日土曜日

風土

幾度となく口にしているオムライスですが、中区千代田辺りで食べていてふと気づいたことがあります。

オムライスの標準的な構成は、チキンライスと称されることもあるケチャップで味付けした、炒飯?焼き飯?炒めピラフ?を玉子焼きで包み、その上にケチャップだったりトマトソースが添えられた形かと。玉子焼きは薄焼玉子だったり、たっぷりの玉子を使用して内部を半熟で仕上げた、トロトロなどと形容される厚めの玉子焼きだったりします。プレーンオムレツをそのままケチャップライス載せた後、切り開いて半熟面を表に露出させた様態を見かけることもあります。

冒頭の店は御飯がケチャップライスではなかったわけです。ウスターソースをベースに味付けされたライスでした。添えられたソースはドゥミグラスソースで、思ったよりあっさりした食味ではありました。途中、くどさを感じることもなく食べ進めることができました。

まぶされたソースが、ドゥミグラスソース、ビーフシチュー、ハヤシソースというのは特段珍しくはありません。ただ、ウスターソースやそれに類した味付けのライスというものがちょっと記憶にないのです。店は失念していますが、ガーリックライスの事例は朧気に覚えがあります。愛知県外だったかも...

で、近傍にあるもう一店の洋食屋でかつてオムライスを食べた時も非ケチャップ味でした。やはりウスターソース味だったか、ハヤシライス味だったかと。

以前のエントリで、名古屋近郊に特有と思しき天とじ丼について記しましたが、オムライスのライス部分にも名古屋特有の味付けがあるのだろうか、そんな思いが去来した次第です。

現時点では中区千代田限定の地域食ということになります。

2016年1月12日火曜日

理想

昨年末、かき揚げ丼についてのブログエントリを拝読しました。

で、少し記してみようかと。理想のかき揚げ丼としては、まぁ、海老の揚げ具合が半生というのもありますが、やはりそれ以上に脆さを優先したい処です。

僅かな粉でかろうじて具材が繋ぎ留められたかき揚げ、箸でつつけば丼の上で容易くバラっと崩れてしまう...油切れよく、塩をパラッとふっただけで小片の天ぷらと共に飯を頬張る手が止まらないと。なかなか出会えません。

難しいとは思います。揚げる際、散らないようにどうしても粉が多めになってしまいますから。しっかりと形状を保ったかき揚げは当然固く、力を要します。

飯を盛った丼に揚がったかき揚げを載せ、そこに丼ツユをまぶす処方では具材の結合は強固なままでバリバリ感が保たれたままです。パリパリ、サクサク程度なら嬉しいのですが...

揚がったかき揚げを丼ツユに浸して後丼に載せる処方で、もう一、二呼吸浸す時間を伸ばして貰えたらと思っています。衣に丼ツユをもう少し含浸させて、箸で切りやすくすると共にバリバリ感を減じるためです。

まだまだ検討を続けなければなりません。

一方、尾張地域?でよく見かける天とじ丼を食べていたせいか、衣がタップリと丼ツユを吸いかき揚げがクタッとした丼も別の楽しみではあります。

極端な話、カップ麺の天ぷらうどんから殆どが粉のかき揚げを取り出し、これを丼ツユで一煮立ち、溶き卵を回しかけて茶碗の飯に載せる、そんな貧相なかき揚げ丼も案外気に入っています。

天かす入り玉子丼に近いかもしれません。確か関西地方に似たような丼があったような...ハイカラ丼と称するようです。口にしたことはありませんが、そんな食味かもしれません。

あまりにガチガチなかき揚げ丼を提供する店は贅沢なハイカラ丼を目指すのも一つの方向ではないでしょうか。

2015年12月15日火曜日

〆鯖

成城石井を訪れると、皮目が金色に輝く、いかにも脂ののったいい鯖を見ることがあります。池下、石川橋、藤が丘辺りの店の話です。

所が必ず、半身を更に二つに切り分けた切身の状態でトレイに入っています。

成城石井の来店客は〆鯖を作らないんだろうか、或いは、〆鯖を作る人々は成城石井に行かないのか、素朴な疑問です。

勿論、一夜干しを作ったって十分旨いんですがね...

2015年12月13日日曜日

孤立

一寸驚きました。

御器所で昼食を摂るため、二種のミニ丼を組み合わせたセットメニューが知られた店を訪れた時のことです。

着席後、何気なく店内を見渡すと、丼と箸を持って、食べながらテーブルに広げた雑誌を読んでいる先客に気づきました。で、丼と箸を置き、頁を繰って雑誌を持って読み出すと...食べ終わったかのかと思いきや、再び丼を持って食べ続けたわけです。同様に雑誌を読みつつです。

驚いたのは、その先客がオッサンやニーチャンではなく三十代位の女性だったことです。差別意識ではなく先入観に依る違和感と思っていますが。

大概、自身も品がいいとは思っていませんが、”なんだかなぁ”といった印象が拭えませんでした。周囲が見えないというか、自宅の延長という意識なんでしょうか。

ふと隣客も見れば、スマホをテーブルに置き、何やら横目で見ながら丼を食べ進めていました。件の女性客もこの延長という認識なんでしょうか。

”そんなことにいちいち目くじら立ててもきりがない”、周囲への目も周囲からの目も関心がない個人主義の徹底、そういった風潮を改めて実感した次第です。

2015年12月12日土曜日

下駄

先日、所用で栄に赴いた際、デパ地下をうろついてみました。何年ぶりでしょうか。

で、全く食指が動きませんでした。心躍らせる上質な食料品が見当たらないのです。美味そうに見せる陳列と能書き、”如何ですか。美味しいですよ。売り場店員の掛け声が一層、実質にそぐわない価値の底上げを感じさせます。

そういった言葉に乗せられ購入してみると、まぁ大抵は”やっぱり、こんなもんか。”という結果に落ち着きます。期待感が持ち上げられた分だけ評価のハードルは高まり、より強い満足感を求めてしまいますから。山高ければ谷深しで、当然その反動として不要な失望感を抱くことになるわけです。

一応、名古屋が本店となるデパートの食品売り場に、心惹かれる何かを求めて訪れたのですが...

なんだか以前より劣化しているように思えてなりません。

同様な印象を抱くことは特段、珍しくもなくありふれています。食品、飲食店、音楽、映画、文学といった、評価に主観的要素を排除できない、換言すれば権威主義が跋扈しがちな分野で容易に見当たります。

以前にも記しましたが、オムライスもその一例です。オムライスが売りの洋食店、若しくは専門店を訪れると、
”特製”、”自家製”、”拘りの”、”当店オリジナル”
といった語が目に入ります。 トマトソースやドミグラスソースの形容です。否定するつもりはありませんが、そういった修飾語は期待感を過剰に高めてしまいます。概してその後酸味が強かったり濃厚過ぎたりで、”う〜ん...”となるわけです。

やはりですね。
――ごちそうさま。ケチャップが妙に旨かったんだけど...――
――ありがとうございます。自家製なんです。――
こちらの方が本来なんじゃないかと。最初に自家製だの、オリジナルだのと自ら進んで梯子を登ってどうするんでしょうか。期待先行となって当然の話で、それで美味くなければ目も当てられません。却って価値を貶めることになってしまいかねません。

このエントリ中のケチャップの赤を見て、そんな思いが脳裏を過ぎりました。

巷間、販促を目的としたそういった惹句は溢れかえっています。典型は”至高”、”究極”、”絶品”、”秘伝”でしょうか。ある意味、優良誤認ではないかと思わせる如く虚飾のインフレが進んでいます。実質との乖離は大きくなる一方で、即ち、過剰な期待感が裏切られた時の失望も留まることなく増大していくわけです。リピーターは生まれず、狩猟のように次から次へと新規客を誘引せざるを得ないのではないでしょうか。

”インフレ期待の喚起”などといった金融政策で、物価上昇への誘導を目論むものの、未だ達成できていない日銀と通底したものを感じています。

言葉や画像による煽動、虚飾で見掛けの価値を無理やり引き上げることに違和感や不信感を抱いてしまいます。過剰な期待が先行し、それが裏切られて却って低評価になってしまうんじゃないか、そういった話です。

2015年11月20日金曜日

天丼

鶴舞の定食屋で昼食を摂った時のことでした。何気に配膳された丼をちらっと見れば、エビ丼のようです。

いわゆる天丼と区別するため、海老天の天とじ丼をエビ丼と称してみます。特徴は、丼ツユで海老天をひと煮立ち、或いは掻き玉の加えられた丼ツユをたっぷりかけるため、衣がクタッーとしているところでしょうか。丼ツユの味はいわゆる天丼より薄味で甘めかと。

名古屋に隣接した市の役所近くの天ぷら屋、同市にある古びた商店街の一角にある茶屋?、喫茶店?、守山の居酒屋?、定食屋?で遭遇しました。名古屋中心部の蕎麦屋やうどん屋では、古くから営業している店であってもこれまでお目にかかっていませんでした。

そのため、該エビ丼が名古屋特有の丼、いわゆる、名古屋めしであるという確信を今一つ持てませんでした。名古屋めしとして取り上げた事例も存じません。

ただ、最近になって、西区あたりの天ぷら屋でも天丼としてエビ丼が提供されているらしいことを知りました。今回の鶴舞の定食屋訪問でも、
――ああ、名古屋の天丼はやはりこうなんだ――
と改めて認識した次第です。

 それがどうしたと問われれば、それだけの話です。別段、褒めそやす意図はありません。天丼として秀でているかどうかは別の話ですから。

2015年11月15日日曜日

催事

時折、アピタで買い物をします。で、お客様感謝デー?、UCSカード会員さま 特別感謝デー?だったかに行くこともあるのですが、その度に気分が滅入るというか、不快な場面に遭遇します。

特段、アピタ特有という事ではないはずですが、妙に印象に残っています。思い起こしてみると売り場の効率の悪さに由来しているような気がします。スムーズに買い物ができないことにイラッとしているのかも。

そういった催事(?)の日の午前中は駐車場も満車で空き待ちの列を作ることもあるようです。掲示がありました。で、来店客の店内の滞留時間が長ければ入れ替わりは進まないだろうな、と...効率良く買物ができれば店と客、双方に無駄な滞留時間がもう少し短縮できるんじゃないかと思った次第です。

根本は、店の規模、通路、ショッピングカート、子供用カートの幅、大きさのバランスが悪すぎ、ということに尽きると考えます。これに催事特有の試食コーナー、来店客の民度なのかモラルが触媒となって苛つきを増幅させるわけです。

店内の通路幅に比して、ショッピングカート特に子供用カートが大き過ぎてすれ違えない場所があります。通路の交わる辺りは、行く手を阻むかの如く、一時的な特売品が山積みされていたりして対向客との交互の通行を余儀なくされます。

通常でもこの有様です。上記催事日になると更に試食コーナーが設けられるわけです。至るところに...

方々で鳴り響く試食を勧める声が気に障らないわけではありませんが、それよりそこに群がる客をもう少しなんとかできないのか、と滅入ります。正確には通路中央に放置されているカートと、そうやって通路を塞ぐことに何ら思いが及ばない試食客の態度に失望することしきりです。

友人だか知り合いの二人がそれぞれ押しているショッピングカート、或いは、親子がショッピングカートと子供用カートを通路に放置して試食テーブルに向かう...
”他の客の通行を阻むほど大したもんじゃないから”
口には出ていないと思います。

他にも主はどこに行ったのか、商品満載で通路中央に放置されているカートはよく見ます。夫婦は通路中央で商品を指さし品定め、こっちの女性客達はカートを脇に立ち話...さして広くない通路を自分たちが塞いでいるという意識が持てないのでしょうか。滅入ります。一部呟いてしまったこともありました。

後ろを確かめず後退、周囲を見ずにUターン、商品に目を向け、脇見したままカートを押し進んで対向する客を全く避けない、譲らない、自動車であれば大惨事続出です。この辺りはどこのスーパーでもよく見かける光景ですが...

おそらく、上述の通路の狭さとカートの大きさ、試食コーナー、混雑具合、そういった諸処の要因が相互に組み合わさって、アピタ店内の動きにくさを際立たせているのでしょう。多くの来店客で賑わったとしても、”滞留時間を長引かせるだけで効率良くないなぁ”が素直な印象です。
ファミマとユニー、統合合意でも待つ障害
最大の課題は総合スーパーの不採算店閉鎖にある。佐古社長は約230店の2割以上に相当する「最大50店閉鎖」との一部報道については否定するが、「(閉鎖は)是々非々で考えていく。契約満了や継続的な赤字が続いている店舗もあり、これを機に集中と選択を進める」と話す。実際、「前期末では経常利益段階での赤字店舗が4割に達している」(ユニーグループ幹部)としており、水面下では数十店規模での閉鎖を予定しているようだ。
なんとなく頷けてしまいます。イオンに負けじと対抗していこうということでしょうか。でもまぁ、そもそもイオンが...

その後バローの某店舗に立ち寄ったのですが、その閑散とした清々しさといったら...実に心地よいものでした。広い通路を縦横無尽に動き廻ることができる、自由を満喫致しました。ありがたい話です。いや、決してバローが流行っていないということではなく...平日の中途半端な時間だったからなんですが。


付記

ところで、陳列棚から商品を手に取り品定めして、価格、消費期限、品質だかの理由でしょうが、不要とみるや商品を戻のに放り出すような光景をしばしば目にします。概して六十代以上の年齢層で性別問わず見かけます。


”食物を粗末に扱うな”といった注意を、子供時分に耳にした憶えがあるのですが...自身が購入品ではないから関係ない、ということなんでしょうか。

2015年9月26日土曜日

意表

昼食に飲食店を訪れて、品書きにカニコロッケを見つけるとつい注文してしまいます。必ずしもご飯との相性が抜群、という理由でもないのですが。

カニコロッケは、元々それがベシャメルソースでも、マッシュポテトでも、いずれがベースであってもカニの存在を強く感じることはあまりない料理と思っています。

加えて、味濃いトマトソースやタルタルソース、場合によってはウスターソースをかけて食べますからカニの風味をしっかりと感じることはなかなか難しいんじゃないかと...

で、カニコロッケの印象は、いい意味でも悪い意味でも、実は意外感による部分が大なんじゃないかと思った次第です。

特に、ミックスフライ等、揚げ物の定食の一つにカニコロッケがあって、これが妙にカニの風味を感じさせると嬉しかったりするわけです。

逆に、美味しいとの噂を耳にするものの、実際訪れて口にしてみるとカニの風味をそれ程感じられず、期待通りではかった、ということも珍しくはありません。

自由が丘にある赤いりんごという喫茶店でカニコロッケカレーは、思いがけずカニの風味を感じるコロッケでした。カレーもスパイス感があり美味しかったのですが、コロッケのほうが印象に残っています。惜しむらくはカレーとの組み合わせ以外に選択肢がないことでしょうか。

守山の居酒屋?、定食屋?ねぎぼうずではミックスフライ定食の中のカニコロッケが予想外でした。他の鯵や鰯といった魚介のフライも勿論良かったのですが、”予想外”の効果が最も色濃く現れたのがカニコロッケということです。カニコロッケ定食も見かけたので次回は...

雅グループの古参店、藤が丘の雅ピロになると、勿論美味しいのですが、順当とか、やっぱり、当然といった形容になってしまいます。その意味では損しているわけですが、評判店故、致し方ないことかもしれません。

逆の例は、本山から平和公園の間にあったスギヤマ今年になって閉店したようです)や、通りがかりに入った覚王山の店といったところでしょうか。期待が膨らみすぎていたのかもしれません。

”意外に旨いカニコロッケ”、追記できることを願っています。

2015年9月25日金曜日

信用

先日、残暑厳しい中、昼食に出かけた時のことです。同行者の希望は冷やしたぬきやざるうどん等、冷たい麺とのこと。

で、”ああ、あの辺りにうどん屋があったなぁ”と守山のうどん屋を訪れたわけです。当該店の味噌煮込みに触れているブログだったか、口コミだったかは、以前、目にした憶えがありました。

山本屋系ではない、街場の個人営業の店です。品書きの一つとして味噌煮込みがあって、醤油系のいわゆる”普通のうどん”など品揃えにあって当然、大丈夫だろう、といった心持ちで赴きました。

店の横壁には、”みそ煮込み”の大書、こげ茶色の暖簾にも白抜きで”みそ煮込み”の文字...まさか、味噌煮込みの専門店なのか?

ここまで来たからにはと、店内に入ってみれば、正に味噌煮込みの専門店でした。品書きにあるうどんは味噌煮込みのみ。玉子入りだろうが、もち入りだろうが、スパイス入りだろうが味噌煮込みだけです。後は、味噌煮込みに必須のごはんが盛りの大きさ違いで並び書かれていました。

軽い驚きと共に潔さを抱かざるを得ませんでした。まさか、こんな郊外に味噌煮込みの専門店があるとは。

そんな中、
”ああ、冷たいうどんね。”
と安請け合いしたことを悔やみ始めて同行者に失望感を抱かせかけたその時、
冷やしみそ煮込
の文字が目に入ってきました。 冷やしみそ煮込(?)...いや、正確にこの語だったか定かではありません。動転していたのでしょうか。ただ少なくとも、”冷やし”と”みそ”の文字は含まれていたはずです。

ま、そういったわけで味噌煮込みの専門店でありながら、冷たいうどんという希望を叶えることができ、信用を失わずに済みました。

夏季限定のうどんのようです。食べた本人によれば旨かったとのこと。ちらっと見た処、うどんの白さが際立っていたような...味噌ベースのツユを使ったぶっかけうどんだったのでしょうか。今年、このうどんは後数日でお終いらしく、味を確かめること儘なりません。ただ、来夏に訪れたとしても、冷やしを頼むか否かは判りませんが...

当然、私はオーソドックスな味噌煮込みと御飯を頂きました。専門店を標榜するだけあって、玉子にかしわ肉、かぼちゃの天ぷらと共にコクのある味噌出汁を味わいました。うどんは上記有名店よりやや細目ながらしっかりとした噛み応えがありご飯が進みました。

当初、味噌煮込みを食べるつもりで訪れたわけではなかったのですが、思いがけず旨い味噌煮込みに邂逅致しました

該有名店に比肩し得る、勝るとも劣らない味噌煮込みじゃないかと、満足した次第です。


ところで、山本屋系の味噌煮込みうどんですが、うどんの昼食として捉えた時、千円超という価格を、少なからぬ方が安くは無いなぁと感じるところではないでしょうか。

うどんとカツ丼、若しくは天丼のセットを食べて千円札でおつりが貰える街のうどん屋は珍しくありません。ところが、山本屋系の店はその価格に拘らず、それなりに流行っているわけです。

この時、思い浮かんだのですが、山本屋本店ではうどんと共に漬物が出されます。この漬物がなかなか美味くしかもお代わりがお願いできると。この点に着目すれば、山本屋本店の郊外の店に限った話かもしれませんが、実は談話室としても利用されているんじゃないかと推測しました。

単に味噌煮込みが売りのうどん屋としてだけでなく、食後、漬物をお茶請けに談話する場としても使われる、そういった見方をすれば割高感は低減されるでしょう。和風カフェ(?)類似の機能を併せ持つ味噌煮込みの店、これが山本屋本店の人気の理由の一つかもしれません。

改めて言うまでもなく、想像です。

2015年9月23日水曜日

流出

これ以上貶めてどうしようと...前のエントリに続き愛知の民度が〇〇という機密が流出しています。

この時はブロガーの方が遭遇した話です。
隣のテーブルのクソババア三人組、鰻丼食べ終わったら、バッグから、ごそごそビニール袋をひっぱり出したかと思ったら、なんと、中に梨か林檎が入ってました。
それをテーブルに広げて、平然と、食べ始めました
今度は愛知を中心に飲食店をランク付けしている別の人気ブロガーが、
福島に遷都
中国が攻めてくるわけがないじゃん
日米安保条約なんていらない
遺伝子組み換え食品大量摂取国 日本
世界各国は日本の農作物を輸入禁止に
関東の野菜買ってますか?
食べログ大丈夫?
サーモン怖い
未だに燃料を噴霧し続けているわけです。 そこまで浅薄を露呈するのも如何なものかと...そういった感を禁じ得ません。

幇間は分を自覚して料理の写真を羅列するに留めておいたほうが賢明かと思った次第です。

2015年6月14日日曜日

銀宝

ルキウスさんが天だねとしてのギンポの希少性について言及されていた頃、ギンポの佃煮で飯をかっこんでいました。

シラスというか稚魚の佃煮なんですが、尾数換算にすれば、名古屋辺りの天ぷら屋の年間消費量の、少なくとも十年分に相当するギンポが目の前のトレイに山盛りになっているわけです。
”自分は鰻のような絶滅危惧種の稚魚を旨い旨いと喰ってんのか?
希少な天だねということは承知していましたが、理由について考えたことはありませんでした。おっかなびっくり調べてみた所、
この魚の利用では関東、特に東京(江戸)が抜きん出ている。というか他の地域では価値がない。江戸前天ぷらのネタとしては最高のもの、そのため全国から東京へと目指して送られてくる。
 ということでした。鮮度落ちが早い、捌くのに手間がかかる、天だね以外に突出した調理法がない、といった理由で市場への入荷量が限られているようです。

特段、絶滅危惧種というわけでもないことに安堵しつつ、心おきなくギンポの佃煮を頬張った次第です。

2015年5月22日金曜日

催眠

先日、夕方のニュース番組で知りました。
「催眠療法で必ず病気治る」 誇大広告にあたるとして83歳男逮捕
昨年一年で145万円程を得ていたと...荒稼ぎなんでしょうか。

で、続いて"お中元商戦が本格スタート"のニュース。こっちの方が情報操作と扇動、同調圧力の催眠商法で荒稼ぎなんじゃ...

そんな思いがふと頭を過った次第です。

2015年4月24日金曜日

停滞

不在者投票で今週末の地方選の投票を済ませてきました。

思想信条、政策、政党より静かな候補に投票しようか、そんな思いが去来しました。ただ、静かな候補はそれはそれで、正体不明なわけです。まぁ、エア候補でもいいんですが...

選挙カーで選挙区内を縦横に走り回り、大音量で名前を連呼する候補より、静かな候補に...そういった状況もなんだかなぁ、と思う次第です。

もう少し賢い遣り様があって然るべきではないかと。これが民主主義を体現しているとは、とても受け止められません。率直な印象です。

で、投票所に”選挙のお知らせ”のハガキを持って赴きました。本人確認(?)の後、投票用紙を受け取って記名、投票、最後に”お疲れ様”と声をかけられ一丁上がりと...

会場には選管の職員が6〜8名程。

そういった、選挙運動や投票システムの一切合財を含めて民主主義のコストと言われても、素直に首肯できるはずもなく、選挙の度に非効率だなぁ、と感じます。

投票システムが根源ではないかと。この部分の生産性向上、即ち、投入資源の削減と投票率の引き上げが固定票の割合を下げ、地方選の活性化を促すのではないでしょうか。

そのために求められるのはやはりネットワーク経由の投票システムです。これまでも度々話題に上がっていますが、全くもって進展はみられません。不正な投票に対する懸念が払拭できない、といった理由によるものでしょうか。

おそらくなりすましが主となる不正な投票、これを防ぐには厳格本人確認が必要ですが、現在の投票システムと同程度の厳格性であればそれ程困難ではないのでは、と思っています。

二段階認証を利用したログインシステム、国税電子申告・納税システムで用いられる電子証明書、指紋認証や虹彩認証、近々始まるマイナンバー制度、近い将来、そういった技術の応用で厳格な本人確認システムが実現できるとみています。少なくとも、現在と同程度以上には...

もう少し実現に向けた前向きな議論があってもいいのではないでしょうか。システムの大きな変更で困る人々がいるのかもしれません。

ポピュリズムに陥りかねないと言われれば、確かにそれはその通りです。

そういった、ネット投票システムを含めた集合知の具現化、これこそGoogleの責務ではないでしょうか、と身勝手にGoogleに押し付けておきます。

ところで、名古屋市とその近郊に限った特徴かもしれませんが、”本人”と染め抜いたノボリを旗めかせた自転車がやたらと目に付きます。

”別人”、”他人”、”代理”、”影武者”、そんなノボリを掲げた自転車は通らないのでしょうか。