2022年1月16日日曜日

薄曇

どうにも悶々としています。未だ既視感の原典が不明で薄雲が晴れません。検索しても見つけられないでいます。

現在放送中のNHK朝ドラ”カムカムエヴリバディ”を眺めていてのことです。

額に傷のある女性の話です。幼少期に負った額の傷や母子との関係が原因で、心に影のある女性です。好意を持った男性とデートするも、傷を隠していた前髪が風で顕になり心打ちひしがれるとか、その後、該傷を告白しても動じることなく包容した相手に心を開いていく、まぁ、そんなような筋です。

で、ですね、この辺りの話の流れに既視感を抱いた次第です。額の傷(心の傷)によって形成された内向的、消極的性格が、相手の真摯で誠実な姿勢や、外見に因われることなく自分を受け入れてくれた優しさ?暖かさ?鈍感さ?に、互いに心惹かれていく、といった構図です(1/15放送分まで)。

この構図に既視感を覚え原典を思い起こすも、思い出せず、検索しても見当たらず、といった状態です。女性の額に残った子供の頃の傷から、お約束の展開が続いているわけですが、その約束の覚書が見つからないということです。

感覚的には、ドラマ中にO.ヘンリーの文庫本が小道具として使われているのですが、”最後の一葉”、”賢者の贈り物”といった類の作品だったかと。ただ、短編小説、漫画、映画、テレビドラマのいずれだったかは定かではありません。

時期的には、ハリー・ポッター(映画)やONE PIECE(漫画)ほど最近でないのは確かです。スカーフェイス(映画)、疵(映画)より以前です。オーメン(映画)、三つ目が通る(漫画)でもなく...

和装の記憶はないので海外作品だと思います。なんとなく、愛と誠(漫画)連載中だったか、赤いシリーズ(ドラマ)放送中に見聞したか、連想したような印象が残っています。旗本退屈男(ドラマ)からの連想はありませんでした。

蟠りをなんとかしたい今日この頃です。

2022年1月4日火曜日

筋違

本日(R4.1.3)のニュースで、

福島第一原発の「処理水放出」 国内外の理解得られるかが課題

との見出しが目に止まりました。 原発の冷却に使用した汚染水から放射性物質を除去した処理水を、政府の方針で海洋に放出するという話です。

東京電力は国の方針に従い、基準以下の濃度に薄めたうえで来年春ごろから海に流したい考えですが、処理水の放出は国内外から懸念が示されていて、地元をはじめ、関係者の理解を得られるかが課題です。

”地元をはじめ、関係者の理解”?納得とか了解、容認という意味なんでしょうが、理解しない、できない側に非があるかのような印象を抱かます。

政府に対する信頼の低さこそが一番の課題なんですが...