2014年11月26日水曜日

割愛

NHKの朝ドラ”マッサン”についてです。

ウイスキーを造らないまま最終話を迎えてしまうかもしれない、というのは思い過ごしでしょうか。

国産ウイスキー作りのため余市に向け旅立って、或いは、いきなりウイスキーが完成して終了、というのも十分有り得るような気がします。

サントリーは快く思っていないでしょうし...何か力が働いているのかもしれません。
サントリー、講談社に激怒で広告料不払い&出稿停止検討?広告ページ直後にマッサン礼賛記事
ところで、ドラマ中やたら耳につく、”日本で初めて”、”国産初”といった語に違和感を禁じ得ないものがあります。機会があればいずれ記します。


(続)

無念

いや、別にどうでもいいことなんですが。
百田尚樹がたかじん妻結婚歴認めるも言い訳でまた嘘が!見苦しすぎ!
ただ、渦中の御仁がNHK経営委員会の経営委員というのは如何なものかと...

経営委員会は、
――....公共の福祉に関し公正な判断をすることができる、広い経験と知識を持つ12人の委員で構成されています。――
とのことです。 

こんな委員が含まれる経営委員会に公共放送が差配されてしまう、NHKの更なる劣化を危惧します。

NHKという組織内に、忸怩たる思い、屈辱感が当然もたらされているはずです。公共放送の事業者という自負が残っているならば...

2014年11月18日火曜日

傲岸

取り敢えず備忘録として。

新聞が消費税軽減税率の対象に指定されるようであれば、購読を取り止めます。

その公共性、公正中立性、客観性、民主主義を支える基盤としての責務に強い不信感を抱いています。臆面もない、不遜な言い分には不快感を催させるものがあります。

2014年11月16日日曜日

大義

 今週辺り、衆議院が解散され、総選挙に向かうとの報道が至るところで目につきます。

で、野党もメディアも”大義がない”の大合唱なわけです。

浅学でよくわからないのですが、本来の”衆議院解散”の意義というか目的はどこかに定義、記載してあるのでしょうか。

大義ある解散というのも記憶にないのですが...

古くは"バカヤロー"だったり、"心機一転""支持率低下で追い込まれて""国民の信を問う"、そんな理由しか思い出せません。

2014年11月15日土曜日

普遍

名古屋に隣接した市の役所近くの喫茶店の話です。

以前のエントリでも記しましたが、麺と共に”当然のように”白飯を喰らう名古屋圏です。

店名を冠した定番のランチは、ミートスパゲティ、ナポリタン、或いは、焼きそばのいずれかと白飯、赤だしに唐揚げかコロッケ、サラダ、漬物、食後のコーヒーとくるわけです。

当然、ナポリタンの上に赤いウインナーを戴いています。このウインナーと恵那鳥を使用した唐揚げとの旨さのギャップが...

麺類の味付けも白飯が進む濃さです。というか御飯なしでは麺を食べ進められない濃い味です。

スパゲティ、白飯、赤だしと不動の名古屋めしです。揺ぎもせずメニューの先頭に鎮座しています。続くのは鉄板メニューで上記ミートスパゲティ、ナポリタン、焼きそばに加えて焼きうどん、そしてインディアンスパゲティ...

ご存知でしょうか、インディアンスパゲティ。説明はいたしません。

で、鉄板メニューの料理写真の下に注釈があります。
確かな記憶ではありませんが、
――上記メニューは200円追加で定食にできます。定食には白飯、赤だし、冷奴、漬物がつきます。――
平然の如く”定食にできます”。当然のように白飯と赤だし...もう、白飯なしでは麺類が食べられない、或いは、白飯なしで麺類を食べると罰せられる地域なんでしょうか。

他所の追随を許さない、正に名古屋圏の孤高の食習慣、この微動だにしない普遍性を強く実感した次第です。

竹鶴

販売終了になっていたんですか。ニッカの竹鶴12年。

グレンフィディック12年から移って以来、長く飲んできました。今は量をかなり控えています。

強いクセを感じさせない口当たりのいい飲み口でした。抵抗なく杯を重ねていました。って、鈍舌なんですが...

手元にある分でお終いかと思うと残念です。まぁ、だからといって飲み惜しむつもりもなく空けてしまうわけです。

2014年11月12日水曜日

槍玉(2)

更に、政治を生業として捉えた場合、果たして、合理的に報酬、特典が規定されているのだろうか、といった点も首を傾げています。傾げっぱなしです。

営利を目的とした事業会社の場合、経営者の報酬は当該経営者の事業運営によって得られた利益を基に決定されるわけです。政治屋の報酬も自身の活動によって獲得、蓄積できた国富、公益に基づいて決定されるべきではないかと考えます。

この国富、国益を公正、客観的に量ることができない以上政治の生業としての妥当性に欠けるのではないでしょうか。少子高齢化、社会福祉費、国家財政、GDP、需給ギャップ、失業率、領土交渉、エネルギー、教育といった諸問題において、一体どれだけの国益を積み増すことができたのか、そういった視点で、政治活動による成果が政治を生業とする方々の報酬に反映されるのはやぶさかではありません。

逆に言えば、国富、公益を稼いでいない、若しくは、評価できないならば、政治は生業としての適格性を欠いているとみています。

生業とするならば、例えば、安全確実に政府系ファンドを運用し年金財政の大幅な改善をもたらしたとして、これが特定の政治屋の功績であるならば報酬面で報われて当然と受け止めます。

一方、かつて道路建設の是非を判断する指標として費用便益比(B/C)が注目された際、”B/Cがどうであれ必要な道路は作る”といった代議士の発言を聞いた覚えがあります。嘆息してしまいながらも、”民主主義社会らしい負担の付け回しだなぁ”という印象を抱きました。ある意味国富の毀損とも捉えることができ、やはり報酬に反映させるべきかと。

現状では、政治活動に対しそういった評価が行われるわけでもなく、又、国富の損失を招いても政治屋が責任を問われることもないわけです。不祥事絡みでは辞職、辞任、減給がありますが、政治活動の成果とは無関係です。

改めて、政治は生業にはなり得ないと思うわけです。

付け加えれば、上述の報酬、文書交通費、及びその使途、事務所費、政党交付金、議員宿舎といった特典の利用についての適否、或いは制度そのものの是非が繰り返し問題となってきました。こういった問題についての与野党間の諍いに人、金、時間といった資源が浪費されるのも、非効率、無駄であり、国益に反していると考えています。

で、こういった政治を生業とすることに由来する問題や非効率性は政治の生産性を阻害しますから、排除するに越したことはないと。前のエントリで記しましたが、ある部分の公平性を制限する、即ち、政治を生業とせざるを得ない候補を排除することで政治全体の公正化と効率化を図るのも一案ではないでしょうか。

政治活動をする中で、自己の経済的利益など卑小なこととして一顧だにしない、する必要のない程の強固な経済的基盤を被選挙人としての要件とするわけです。国益のために無私の立場を貫き通すにはやはりそれなりの経済的余裕が必要ではないかということです。

典型はホテルのバーに足繁く通っていた、麻生太郎副総理兼財務大臣、偽装献金問題が取り沙汰された鳩山元首相といった辺りでしょうか。為政者としての資質、能力はさておいてですが...

政治家以外ならば、カジノで105億を溶かした井川意高 大王製紙前会長はどうでしょう。正に能力と資産の浪費でした。ギャンブル依存に陥る前に、周囲がヨイショして政治家に転進して頂くのが賢明だったかと...無駄に資産を喰い潰すなら良くも悪くも政治の方がまだましではなかったかと思うわけです。もっと短時間で溶けていたかもしれません。

確かに、国政に対し高い志を抱きながらも経済的事由から出馬を断念せざるを得ない、優秀な人材の機会を奪ってしまうのは事実です。しかしながら、”貧すれば鈍す”というのも又事実であり、被選挙人を制限することで政治を生業とすることに由来する問題を予め排除し得るならば、一定の理があるのではと考えます。

規制を出来る限り緩和、或いは、取っ払って、上述のそういった資産家の方々から政治活動や選挙運動に遠慮無く私財を投じてもらう、躊躇うことなく自腹を切って頂くわけです。それこそ田地田畑余さずです。

かつては、利益供与、極端には”金で票を買う”ことに対し今ほど厳しい目が向けられなかった、地方になるほどズルズル、ユルユルだったはずです。で、そうやって自腹を切って名を残してきた、地方の名士と呼ばれる方々も少なくなかったと思っています。

機会が均等ではない、不公平と言う理由で、経済的に余裕がある層がお金をばら撒くのを抑えるより、逼迫している層の出馬を制限する方が政治的には生産性が高いのではないでしょうか。民主政治として健全性はともかくとしてです。

選挙の際、被選挙人から選挙人への利益供与が禁止されているのは、利益供与によって歪曲された民意が政治に反映されてしまうことの防止がその目的と理解しています。しかしながら実は、健全な民主政治の確保だけが目的ではなく、利益供与合戦に陥って被選挙人各々の資産が選挙人に喰い潰されてしまう、不毛な疲弊を防ぐ趣旨も込められているのでは、と勘ぐっています。この頸木を外すわけです。

被選挙人による自らの選挙区への利益誘導と、有権者への利益供与、
前者は多くの場合合法ですが、後者は公選法に抵触します。ただ俯瞰してみると、両者には大きな違いはなく、同質の根幹に依っているのではないでしょうか。


(続)

2014年11月10日月曜日

収支

10日から開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の際、日中首脳会談も持たれるようです。

この会談の実現に当り4項目の合意文書が公表されたわけです。
(1)日中の戦略的互恵関係を発展させていく
(2)歴史を直視し、両国関係に影響する政治的困難を克服することで若干の認識の一致をみた
(3)尖閣諸島など東シナ海の海域で近年緊張状態が生じていることに異なる見解を有していると認識し、対話と協議を通じて、危機管理メカニズムを構築し、不測の事態を回避する
(4)政治・外交・安保対話を徐々に再開し、政治的相互信頼関係の構築に努める
で、(3)について批判が巻き起こっています。
尖閣の“致命的譲歩”と日中首脳会談
この会談の収支というか得失についての目算が憶測できないままでいます。誰得なんでしょう。

”会談の実現”は事務方の成果かもしれませんが、会談に懸ける思い、会談への期待は日中いずれが大きいのか、よくわかりません。

首脳会談の直前に相手国の領海や排他的経済水域(EEZ)でのサンゴ密漁を野放しにしておくのか、率直な疑問です。

会談実現に何らかの期待があるならば、密漁船団を抑えることなど中国政府にとって容易なはずです。

一方、被害国である日本では、人員、装備の点で海上保安庁の取締が追いついていないという部分も確かなのでしょう。ただ、逆の立場、即ち中国やロシアの領海で他国の船団が密漁しようものなら、とっくに沈められている、或いは拿捕されているような気もしますが...

密漁で首脳会談に懸ける日本側の期待を推し量っているのでしょうか。

上記合意文書の(2)には靖国参拝も包含されているわけですが、やはり、
――サンゴの密漁がなくなりますように――
と祈願のために神社を参拝するべきではないかと、考える次第です。

課題

自宅から東へ20〜25分ほど車を走らせると、その間にコロッケ、ハムカツ、串カツといった揚げ物を扱っている店が7店ほどあります。

勿論、スーパーやコンビニ 、チェーンの弁当屋を除いた、真っ当な精肉店や惣菜店のみの話です。かつては9店でした。

まぁ、7店でも全て購入できていません。恵まれた環境だなぁと思っています。

それでも、コロッケ、ハムカツ、串カツ、メンチカツで飯を喰わせる定食屋はなかなか見つけられないでいます。

トンカツ屋、エビフライ、カニクリームコロッケが売りの小洒落た洋食店ではありません。こういったハイグレードのフライではなく、イモのコロッケだったりハムカツ、メンチカツといった日常の揚げ物を堂々と出す店のことです。当たり前ですが、旨い店です。やまがき畜産、三田屋並のコロッケなら文句はありません。

うどん定食や日替わりランチの一品としてコロッケを付け合せる店はありますが...

コロッケ、ハムカツ、メンチカツを中心に据えている店はなかなかないもんだなあと。飲食店として成り立ち難いのでしょうか。

2014年11月4日火曜日

全力

――中国はAPEC首脳会議のホスト国であり、関係部門は会議の成功のため、すべてにわたり全力を挙げてよい条件を提供する――


プレスセンターに限ってですが、中国政府によるFacebookやTwitterへの接続規制、特定サイトへの閲覧制限が解除されるとのことです。


そうですか。解除には全力が必要ですか...

まぁ、この解除でも監視を通じて反政府的な動きを把握しようといった意図も感じないわけではありませんが。