2016年6月7日火曜日

桑原

原則として日祝日にはスーパーには近寄らないことにしています。混んでますし、頭がちょっとアレな方、不快な場面に遭遇することが少なくありませんから。

偶々所用があって日曜日に立ち寄った時のことです。予定の商品をかごに入れてレジに並びました。前に二人買い物客がいて、私が三人目といったところです。レジ台には商品の入った次の客のカゴが置いてありました。

で、よく見るとカゴの後ろにポリ袋に入ったパンが...店内のベーカリーで焼かれた数個入りのバターロールだったかと。カゴにも入れられず私と前の客の間にぽつんとある状態です。
――これはお客さんが買う(つもりの)パンですか?――
前客の会計の段になって、当たり前ですが、まぁそんな意味合いのことをレジ係は尋ねるわけです。前客の”違いますの”返事の後、私にも同様に尋ねられ、違います、と応じたのは勿論のことです。

前客の精算が終わって、レジ係が私のカゴ内の商品をレジ打ちにとりかかろうとするその時、どこからかカゴを持った男性年配客がやって来ました。
――あれっ!レジの順番飛ばされちゃったか。――
宣うには、パンを置いてレジの順番を取っておいたと....
その場から離れてレジの順番を取っておくために、精査前の商品である袋入りのパンを置いておく...なかなか初めての場面でした。他のレジも含め大体一人二人程度の待ちだったんですが。

勿論、注意などするはずありません。そういった行為を何ら臆することなくできでしまう、ちょっとアレないい年をした年配者に何を言えと...
――お客様、こちらのレジへどうぞ――
言われるままに隣のレジへと移ったのでした。”くわばら、くわばら”と呟きながら。

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