2019年10月18日金曜日

雲泥

危機管理能力に圧倒的な差を感じます。事後の対処が対照的です。
二階氏、まずまずに収まったを撤回
台風被害で表現不適切と
自民党の二階幹事長が、台風19号による被害に対し、
――まずまずで収まった――
と発言し、野党からの批判を浴びました。結局、
――被災された皆様に誤解を与えたとすれば、表現が不適切だった。発言には気をつけていきたい――
と謝罪に追い込まれました。事実上ですが。本意ではないにしても、、被災地に出向いて防災・減災に取り組む姿勢のアピールと相まって、取り敢えず事態は収束に向かったわけです。

一方、国民民主党の森ゆうこ参議院議員の質問通告問題です。質問通告内容の外部漏洩に話をすり替えて、調査チームを立ち上げると...燃料を投下してしまいました。引くに引けなくなって、調査する体裁を整えひっそりとフェードアウトしていくと。そんな絵図ではないでしょうか。

彼我の主張する政策の是非はさておき、政権担当能力の雲泥の差が具現化した印象です。

自民一強状態に安住し、それを許しているのは野党の自分達である、そういった認識がない限り、政権交代可能な二大政党制の実現など夢のまた夢です。

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