2019年8月25日日曜日

主謀

横浜市の市長が二年間の雌伏を待って賭場の誘致に乗り出すとこと。これを受けて反対の声が上がりちょっとした騒動になっています。
横浜市がカジノ誘致を正式発表 「これまでにない経済的社会的効果」
二年前の市長選の際には争点化を避けるためか賭場の誘致について”白紙”宣言しておきながら、”誘致に前向き”へと一転したことが、更に反対の声を高じているようです。

この転向を騙し、欺き、裏切りと指摘することが適当かどうかは判りませんが。

不思議なのは市長だけが前面に出て、賛成、推進の実体が見えてこないことです。市長は、
住民投票するつもりはない
と明言し、住民の声に耳を傾ける姿勢すらないようです。ただ市長がパペットというか傀儡にしか見えないのですが。今後、サンドバックと化し、袋叩きにあって退陣という事態も想定できなくはないのですが、新たな傀儡が登場と...

真に鉄火場を望む主体が一体どこに在るのかよく判りません。土木、建設、観光業界あたりでしょうか。

いずれにせよ、見世物小屋をでっち上げて人を集めてぼったくるという、貧者の産業の中で賭場は最たるものです。日本社会の将来を見据えての産業育成策とはとても思えないのですが。もう少し真っ当で品格のある都市デザインができないものか、品性、見識を疑います。

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