2014年7月6日日曜日

野次(5)

比較論です。

以前のエントリでも記しましたが、
本人の責に帰さない理不尽な暴力は到底容認できない
が私の譲れない根本です。

で、”本人の責に帰さない”という視点から眺めた時、例えば、
ナイジェリア生徒拉致事件
パキスタンのマララさん銃撃事件
インド、パキスタンで未だ頻発している名誉の殺人
等、現実に世界で起こっている暴力と今回のセクハラ野次騒動とでは理不尽さの次元が違うわけです。

他国の厳酷な理不尽は大きな話題にもならず、自国の”お前が言うな”的セクハラ野次には犯人探しに大騒ぎして謝罪を求める...

差別的な野次が許されないのは理解しているつもりですが、理不尽の程度に圧倒的な差があるにも拘らず、上記事件は今回の騒動ほど問題視されてきませんでした。

私が違和感を禁じ得なかった、手放しに件の女性議員を支持できなかった原因はその辺りにもあるような気がします。

相対的な話です。

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