2017年12月17日日曜日

幇助

今後も絶えることなく燻り続け、時折、炎上し、ガス抜きすることで組織内に蓄積された応力が緩和されていくのだろうな、と感じるわけです。
はあちゅうが著名クリエイターのセクハラとパワハラを証言 岸氏「謝罪します」
繰り返し社員を過労死に追い込んだことで、その悪名を社会に轟かせた電通が、再び...ということでしょうか。両者共に退職しているとはいえ在籍時の話ですから、
1.岸氏は既に退職しているので、電通で答える立場にありません。
2.社員に関することは、個人情報であり、社として一切申し上げられません。
知らぬ、存ぜぬといった電通側の姿勢にも疑問符をつけざるを得ません。そういった企業体質を醸成し、了としてきた責任はやはり免れないんじゃないかと考えます。

前エントリ同様、
正業に就いて、真面目に働いたらどうなんだ?
と思います。 クリエイティビティ、創作、創造、権威、そういった虚の部分の肥大化こそがハラスメントの温床なんだろうと。

で、そういったハラスメントの原動力は、実は社会から供給されてきたわけです。大手民間企業、政府や地方自治体からの広報、企画等に絡む電通の事業収入を考慮すれば、”社会全体が電通に力を与え幇助している”とみるのも的外れではないでしょう。

電通は自律的に是正できるのか、その可否は取りも直さず社会は自ら能動的に賢くなれるのか、という問にも繋がると捉えていますが、否定的な懸念を払拭できないのが実の処です。

0 件のコメント:

コメントを投稿