2015年5月22日金曜日

予断

――手数料が必要な場合があります――
いや、ま、自分が情弱だったということかもしれませんが、釈然としないものを感じています。

偶々、自分にとってそこそこ大金を所持することとなって、出先のATMで金融機関の口座に入金しておこうと思ったわけです。

で、イオンに設置してあるゆうちょ銀行のATMを利用して、ゆうちょと地方銀行の口座に預け入れをしました。ゆうちょの口座へは何ら問題なく預け入れができました。

その後、同じATMを利用して、ある地銀の口座に預け入れをしようとした際、冒頭のメッセージがATMの画面に表示されました。同じATMをそのまま利用したのは、該ATMには確か、
”約1500社の金融機関のカードが利用可”
といったラベルが貼付してあったためです。まぁ、他行のキャッシュカードが使えなきゃ、その旨表示されてはじかれるだろうと。

で、上記メッセージが出て、どうやら使えそうだと...この時点では挿入した地銀のキャッシュカードが”手数料が必要な場合”に該当するのか否かは伝えられていません。勿論、手数料の額もです。

ネット通販を頻繁に利用している私は、手数料が必要ならばその旨、及び、額が明示され、それらを自身の意志で承認して始めて手続きが完了するものと受け止めていました。つまり、承認しない限りどの段階でも手続きをキャンセルできると...

ところが、紙幣投入口に現金を投入、投入額が表示され、金額を確認後確認ボタンのタッチで預け入れ手続きが完了してしまいました。本手続きで手数料が必要であることも、手数料の額も明示されることなく、そのことによる取り消し操作の機会が与えられないままにです。

いくつかの予断があったことは確かです。
  • 上述のように手数料の要不要、その額、といった手続きに関わる全ての条件が明示され、それらを承認しない限り手続きは完了しない、即ち、最終の承認前ならばいつでも取り消しができるだろうと。上記”確認”はあくまで投入金額の確認という意味であって、必ず最終承認が求められるだろうと思い込んでいた。
  • 今回のような状況で金融機関の口座への預け入れ手続きをしたことがなかった。記帳のため、常に保有口座の金融機関支店に赴き店内のATMで手続きをしており、預け入れ手続きの手数料は無料が当然と思い込んでいた。
  • 口座を保有しているネットバンクでは、コンビニのATMを利用して預け入れの手続きをしており、勿論手数料の負担が無いため、口座への預け入れには手数料がかからないと思い込んでいた。
  • 他行ATMからの引き出しや振込には手数料負担があることは十分承知していたが、預け入れ手続きに手数料が必要な場合があるとは思いもよらなかった。
そういった、諸々の思い込み、先入観によって、手数料を支払って口座への預け入れをした次第です。間抜けと言われればその通りですが、何だか虚を衝かれた思いです。不親切だなぁと。額の多少は関係なく...

口座保有機関のATM、提携金融機関のATM、コンビニのATM、手続きの条件は様々、複雑ですが、利用者に取ってはいずれも同じ現金自動預け払い機です。ユーザインターフェイスの統一性向上、より丁寧なガイダンス表示を願いたいところです。


[蛇足]

ところで、イオンの、特に食品売場に佇むと己のB層度がどんどん上昇していく不安に駆られます

亜麻仁油は品切れ...テレビで取り上げられたとのこと。威力を実感しました。

気になる製品があったら試してみようと、瓶詰めのオリーブやピクルスを探してみるものの、寂しい品揃えでした。オリーブオイルならば色々並べてあったのですが...

又、なぜだか判りませんが自宅でココナッツミルクのストックが発見され、これをグリーンカレーで使い切るべく、ペーストを探してみたものの見つからず...  そもそもココナッツミルクを販売していないようなので、置いてないのもさもありなんということでしょうか。

結局、興味を引く、心動かされる食品は見出せませんでした。

健康にいい(?)として番組で取り上げられた食材、或いはコマーシャルでこれでもかと美味しさが過剰に演出された食品、テレビからのそういった商品情報の事前収集が必須です。その上で買い物に赴く、これがイオンでの購買行動の正しい姿勢なのかもしれません。

情弱には高過ぎるハードルです。

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