2015年10月20日火曜日

三択

テレビからタレ流される情報バラエティ番組で、実に常套的な手法として、三択のクイズ形式があります。

例えばNHKあさイチで、料理、健康を含む生活に関わる様々な小ネタ、裏ワザ、ちょっとしたコツといった、何か目新しい情報を伝えるのに多用されています。

この時、三択のクイズ形式ですと、必要な情報一つに二つの誤りが付随してきます。最初に正しい情報が示され、その理由を問う形であっても二つの不要な情報が示されるわけです。

情報の希釈による、電波、時間といった資源の甚だしい浪費を思わせます。一分で伝えられる情報に何故五分も費やすのか、不思議です。もう少し要領よく、記憶に留め置けるようなやり方はないのでしょうか。

尤も、視聴者が明確に記憶してしまうと、類似した内容の焼き直しが難しくなりますから、適度に忘れるような伝え方を選んでいるのかもしれませんが...

一つの小ネタを拡げ、他番組(あさイチ↔ためしてガッテン)で使い廻す...更には再放送して時折総集編を制作すると。制作側からすれば少ないリソースによる効率的な番組制作ということでしょう。

ただ、視聴者側からすれば、無駄が多くて実になる部分が少ないなぁ、というのが正直な印象です。もう少し何とかならないものでしょうか、公共の福祉のために。

0 件のコメント:

コメントを投稿