2020年10月30日金曜日

不平

どうにも得心がいかない、というか不快感を抱かせる雑事がありました。ドコモの名義変更の件といい、苛立たせる事態が続きます。

根本的に事務手続きの適性が欠けているのでしょうか。備忘録として記します。視点に客観性が足りない部分があればご指摘頂けると今後の糧になります。

ここの処、銀行口座への振込手続きはインターネット銀行でしか行っていませんでした。振込や引き落としのための口座への入金はコンビニATMを利用しています。勿論、リアルの銀行口座からの引き落としもありますから、そちらの口座への入金も銀行支店外のスーパーや公共施設に設置されたATMを使うことが殆どです。

で、偶々、地元の信用金庫にある口座宛に振込の必要が生じました。その信用金庫は自宅から徒歩五分ほどの所に支店が在り、身内が口座を保有していたため通帳とキャッシュカードを携帯して該支店に赴いたわけです。ただその口座は以前月々の何かの引き落とし用に開設した口座で、行った手続きはこれまで入金のみで出金をしたことがなかった、まぁ、半休眠口座でした。設定した暗証番号が不確かな口座ということです。

予定の手続きは該口座に一旦入金し、その口座から指定口座に振り込む、その際、振込者と口座名義人は異なるため振込者名と電話番号を変更して、というものです。

この一連の操作において、誤った暗証番号を入力した場合のATMの応答というかシステムの対応が不快感を催させた次第です。伝えられた暗証番号が間違っていたことがきっかけではありますが原因はそれではありません。

一回目 入金操作

入金ボタンを押下、キャッシュカード挿入、(誤った)暗証番号入力、通帳挿入、現金入金...問題なく完了。(問題なく入金できましたから暗証番号が誤っていることなどツユほども思いませんでした。)

二回目 振込操作-1

振込ボタンを押下、キャッシュカード挿入、(誤った)暗証番号入力、振込先口座情報入力、振込金額入力、情報を確認して振込者と電話番号を訂正、振込実行ボタン押下。(暗証番号入力後、振込情報が正常に入力できましたから、暗証番号が誤っていることなどツユほども思いませんでした。)

三回目 振込操作-2

再び暗証番号の入力が求められ、(誤った)暗証番号入力。(ネット通販などでログイン時、決済時と二、三度のパスワード入力を求められることはよくあります。暗証番号が誤っていることなどツユほども思いませんでした。

四回目 振込操作-3

”もう一度暗証番号を入力して下さい”との表示が出て再度(誤った)暗証番号入力。(ネットの会員サイトでアカウントを取得する際、パスワードを二度続けて入力させられることは珍しくありません。暗証番号入力要求の繰り返しに、僅かに”?”と思いながらも、暗証番号が誤っていることなどツユほども思いませんでした。

その結果キャッシュカード、通帳と共に
このお取引は成立しておりません。パスワードが間違っています。やり直して下さい。

と印刷されたご利用明細が出力されました。それでようやく暗証番号の誤りに気づき身内に連絡、次の確からしい暗証番号が伝えられたわけですが、その時点でキャッシュカードが使用不能に...誤った暗証番号を4回入力したことが理由とのこと。

勿論、窓口で問い合わせました。結局、キャッシュカードを再発行する以外手段はなく、それには手数料が必要とのこと。ナンダソレ?

一体、どの段階で暗証番号が違っていることに気がつけるのか、自分の落ち度がどこにあるのか理解できません。キャッシュカードが最初の暗証番号入力で拒絶されたのであれば頷けますが。

信用金庫側が云うには、四回目の暗証番号入力の際、画面の左下?右下に暗証番号の相違云々と表示されているはず、とのこと。表示されていたか否かすら覚えていないほど印象に残っていません。画面中央に、

”もう一度暗証番号を入力して下さい”

と目立つように表示されればもう一度そのまま入力する以外、何を入力しろと...こっちは暗証番号が違っているなんてツユほども思っていないのだから。

その後、口座を解約したのは言うまでもありません。

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以前某スーパーで買い物をしてセルフレジで決済する際、クレジットカード一括払いを選択したつもりが、誤ってリボ払いにしてしまったことがありました。ちょっと急いでいたことに加えて、一括払いとリボ払いを選択するアイコンに同じカードの絵柄が使われていて、それほど大きくない文字情報のみで一括かリボを選択させるようなインターフェイスだったことが理由です。カードの請求明細が届くまで気が付きませんでした。

意図しない選択というのはやはり不快です。明確に識別できるよう改善を希望しました。その結果かどうかは存じませんが現在はより識別しやすいアイコンに変更されています。



なんだか、誤認を誘引するようなインターフェイスが至るところで散見されるように思います。健康食品のお試し→定期購入契約や、意図しないリボ払いへの誘導を意図したインターフェイスは論外であるのは記すまでもありません。ただ、自身のインターフェイスの質の低さを棚に上げて、気づかない側に落ち度があるとする姿勢も頷けません。常に注意を怠ることができない、気を抜けない社会というのも厭なものです。


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