2023年8月15日火曜日

台風

台風7号通過まで時間があったので...

こちらの方々も嵐が通り過ぎるのを待っているところでしょうか。

エッフェル塔前でポーズ 自民党女性局の仏研修
で、公費を使った観光旅行だとか、3泊5日の日程中で「研修」は6時間、娘を帯同していたとかで参加した女性議員が
批判に晒されています。SNSで公開した、エッフェル塔前の記念写真?が端緒になりました。

自身の承認欲求を満たすためかどうか存じませんが、”アタマが悪い”以外の言葉が見つからない愚行です。

批判を抑えるためでしょうか、参加した
松川某が、
視察自体は、というか研修自体は有意義だったと思うんです。教育省の方からは3歳からの幼児教育の義務教育化についてのこれまでの経緯や成果を伺うことができて、大変参考になりましたし、また保育施設であるとか少子化対策、そしてまた政治における女性活躍について上院や下院の方とも有意義な意見交換ができたと思っています
今井某が、
無駄な外遊ではありません
と応えて更に馬脚を現してしまいました。
有意義だった、無駄ではなかったと、研修の正当性を主張している事自体が自己弁護に聞こえます。自らがいちいち明言しなければならない状態になっています。上記は主語を隠した自己評価にしています、本来は周囲や有権者による客観的評価であるべきです。

私には有意義だった/無駄ではなかったが、有権者や日本社会に有意義だった/無駄ではなかったかは判らない、が正確な処かと。

研修の結果を反映した政策によって、例えば幼児教育が義務教育化され、出生率が上昇して評価できるわけです。換言するならば、現時点ではそういった社会の変化もなく、それに繋がる施策、提言も示されていませんから、
6時間の研修でも200時間の研修でも、公費による研修だろうが私費による研修だろうが無駄
ということです。

ちなみに幼児教育について、その重要性(有用性や費用対効果)について見聞してから20年かそれ以上経っています。今更フランス行ってどうのこうのの話ではありません。

少子化については未だその原因が明確になっていません。原因不明なまま少子化対策と銘打って施策を講じても、明後日の方向を向いている確率が大です。予算をつけて何か事業を行うための、手段の目的化にすら映る、というのが正直な印象です。