――エマはわかってくれた――どうしてこう毎回毎回、気になる台詞が続くのでしょうか。
朝ドラ”マッサン”で、亀山夫妻からエマが自分達の実の子でないこと、引き取ったその日からエマを本当の娘だと思って育て続けてきたことを告げた場面です。
”わかった”とエマは笑顔で応えているわけです。育ての親から真実を聞かされた年端のいかない幼子に、”受け入れる”以外に一体どんな選択肢があるというのだろうか、答えがあるならば是非知りたいところです。
このブログを始めるきっかけとなった、 ”唇からナイフ もしくは余計なお世話” を運営されているルキウスさんに感謝致します。 示唆に富んだ記事により、”思考する”機会を私に与えて頂きました。
――エマはわかってくれた――どうしてこう毎回毎回、気になる台詞が続くのでしょうか。
「俺は偉いんだから、先生とか、社長とか、様って付けんと許さんかんね。」って思ってる人は、おじさんに近寄らんでね。しばしば拝読しているブロガーの方の年頭の所信です。いや、ま、確かにそうなんですが...
”俺は偉いんだ”感を醸し出されても、
”ああ、そうですか。偉いんですね”でやり過ごすことができます。実害がない限り...
”センセ”、”センセ〜イ”、”シャチョー”、”シャッチョサン”と呼んで、
”しょうがねぇなぁ”、”どうしようもねぇなぁ”と流しておいてもいいわけです。ただ、
”何でそんなに偉そうなんですか?”
”何故そんなに人望がないんですか?”
”何が謙虚さを失わせているんですか?”と尋ねてみるのもありかもしれません。
1)購読を止めてもうかなり経ちますが、「俺は偉いんだから、先生とか、社長とか、様って付けんと許さんかんね。」という言葉から、真っ先に漫画”美味しんぼ”を思い出しました。作品には横暴、高飛車な政治家、評論家の先生、社長が頻繁に登場します。で、こういった人物の食材や飲食に纏わる誤った、或いは軽視した発言が引き金となって起こった主人公との揉め事が、最後には誤解がとけて一見落着、良かった良かった、が常套的なパターンでした。
(いずれ”美味しんぼ”を含めた漫画の功罪について記すつもりです。)
2)”みんな仲良く”は義務教育過程でよく聞かされた文言です。今更ながらあり得ないなぁと思います。体裁を取り繕って単に児童、生徒を管理し易くしたかったのではないでしょうか。
集団を構成する各々が全く同じ態度、姿勢で等しくコミュニケーションできるはずがありません。”みんな仲良く”を維持するためには一部に歪が生じ、我慢を強いることになるわけです。
”みんな仲良く”のグループ内には、程度はわかりませんが、ただ、確実に己を誇示する言動とそれをされる側が存在し、総じて和が保たれているという構造になっているかと推測しています。この和は、おそらく、される側の受け入れる、堪える、或いは、受け流す姿勢によって支えられているのではないかと。寛容度、我慢強さ、回避の上手さが己を誇示しようとする力を上回っている限り、表面上”みんな仲良く”は維持される、ということです。
こういった、和を支える姿勢は時には協調心という語にすり替えられたり、集団行動、グループの纏まりのためと目的を優先して肯定されることもあり、それはそれで抵抗を憶えます。
で、全体を細分化して個別部分を見れば、歪や皺ができていると...この局所的な歪や皺の増大が集団内のいじめを引き起こす原因ではないかと憶測しています。ただ、全体としては”みんな仲良く”ですから、悲惨な事件に至るまでいじめは覆い隠され見逃されがちになっているような気がします。
この傾向は小中学校という、成長過程にある年少者の集まりにのみ該当するわけではなく、分別があって然るべき”大人の”集団でも認められます。
警察、消防、自衛隊、及びそれらの訓練組織といった閉鎖的で強い結束、団結(=みんな仲良く)が求められる組織において、より酷く陰湿ないじめが時折発覚しているのは偶々でしょうか。
勿論、組織防衛の姿勢も隠蔽体質を生み出す一因ではあります。
いずれにせよ、グループ内には必ず己を誇示しようとする意思が生まれてしまいますから、グループを”みんな仲良く”へと誘導することには首を傾げている次第です。冒頭に引用した、
”...おじさんに近寄らんでね。”
ですが、そういった言葉を宣言しなければいけない社会というのも窮屈だなあと...いや、自由に表現できるということは素晴らしいことなんですが、別の意味です。
なぜ道の駅は儲からなくても店を出せるのか 地方活性化とは名ばかりの「産直販売施設」
売上げの面で目標が低くても、事業が一見成立するようになり、一方、経費面では過剰投資のツケが運営にまわって割高なコストで薄利になってしまう。この「ダブルパンチ」によって、道の駅事業は、表向きは人がそこそこ来ていたとしても、地元で大きな利益を産んで、再投資がされていく、という理想的なサイクルにつながっていないことが多くなっています。
――どがぃなことがあっても親に手を上げたらいかん――こういった文言の根底には儒教的な価値観があるわけです。この”儒教”という語の適否はともかく、旧来からの道徳観、倫理観に依っているのは間違いない処かと...
家族の不和 借金 鰊漁の盛衰 リンゴ農家 博打こういった語が、NHK朝ドラの今のキーワードです。
"勉強し過ぎで頭がおかしくなっている"耳にしたい文言ではありません。不快です。
テロに抗議のデモ行進 160万人以上参加該リンクではテロに抗議し、テロに立ち向かう決意を示す行動として報道されています。
2014年成人式 今年も自由過ぎる若者たちwwwところで、私自身は問題解決の手段として武力を全く否定する側に立っているつもりはありません。民主主義や表現の自由以前に、
”自らの責に依らない理不尽な不利益は断じて許されるべきではない”は譲れない部分ですから...
”匿名でも答えて頂けませんでした”などと、厭味っぽい口調で各社の秘匿的、内向きな姿勢を印象づけようとしていたわけですが、メディアの自覚の無さ、独善性を改めて実感した次第です。
クレーマー「アサリに砂が入ってる!」→販売した店が異物混入で訴えられる事が発覚する・・・:ハムスター速報しばしば、食材を求めて成城石井を訪れています。三河湾産が知られた、おそらく、愛知県特有の食材かもしれませんが大アサリを購入した時の話です。
――洗ってからお召し上がりください――だったか、
――洗ってから調理してください――といった旨の記述に気付きました。
”洗って?”大アサリは十分に加熱調理しないと手痛い事態に陥ることがあるのは存じていましたが...
私:先ほど購入した大アサリに”洗って”との表示があるのですが、洗えば生食でも大丈夫ということですか?
店舗: いえ、加熱調理してください。”洗って”の表示は以前お客様から”砂が入っている”とクレームがあったものですから....ちゃんと砂抜きを行っているのですが、不十分だったことがあったようです。
私:??大アサリに”砂が入っている”と苦情?
むき牡蠣を購入したら殻の破片が...
魚には鱗や骨が...
鰹、鯖には寄生虫が...
カニにはカニヒルが...
イカには肝が...
鮎や秋刀魚にはワタが...
キャベツやレタスには虫が...
リンゴには芯が...
ミカンには皮が...
イチゴにはヘタが...
枝豆には鞘が...
米には糠が...
レバーには血が...
焼き鳥には串が...
チョコレートにはアルミ箔が...
購入した包丁で怪我をした...も苦情へと変貌していくのでしょうか。ある意味窮屈で恐ろしい社会だなぁと。強力な殺虫、殺菌剤で処理して跡形もなくペースト状にしますか。
――【監修】 著述・編集などを監督すること。また、その人。――
「有名シェフ監修」の商品にありがち……マズイ、味見しているのか