2013年5月16日木曜日

終焉

ルキウスさんのブログに
鮨屋のクレジットカード問題
といったエントリがあります。


――鮨屋でカードはどうなのか――

といった内容です。

とんと高級寿司屋とは御無沙汰の私から見れば、現金払いの姿の方がこざっぱりと映ります。ただ、予め予算を想定して銀行で新券を用意しておくのもなあ、と感じています。そこからが寿司を喰うということの始まりかもしれませんが、”気分でちょっと摘んでいこうか”といった緩い気持で訪れるということへのハードルが上がってしまいます。カード払いはそういったフットワークの軽い利用を促してくれるのではないかと...

カードの利用手数料の別途徴収についてはよく判りません。おそらく、”機会を逃しません”とか”未払いがありません”といったカード会社、或は、その代理店の甘言に誘われて契約してしまったのではないでしょうか。

で、契約してみたら勝手に口銭を取られ、不愉快だが契約期間もあるし、初期投資もあるのでなかなか解約できない、と邪推しています。カード会社との契約当初から手数料を、といった飲食店もあるかもしれません。

この話についてはここでこれ以上言及するつもりはありません。

本エントリで私が考えたことは、果して、銀行振り込みは歓迎されるのだろうか、ということです。大仰ではありません。スマートフォン始めモバイル端末とネットバンクの組み合わせで、同一行ならばほぼ時間を問わず瞬時に振り込みが完了してしまいます。振り込み手数料も毎回ではないにしても月にx回までは無料、といったネットバンクもあります。

このxが今後増大し、店も客もカード会社を飛ばして理不尽な中抜きを排除する方向に進むべきと考えます。現金一回払いの飲食客にとっては何ら問題ないどころか、社会の中に介在する出納システムの効率が向上していくのではないでしょうか。(支払いを翌月に、或は、分割で、といったカード払いの方はそもそも借金ですから高級寿司屋に行くべきではないでしょうし...)

問題が銀行とカード会社が同根であり既得権益を排除し、自発的にシェイプアップできるか否かでしょう。


これが相当困難かもしれません。



――では、直ちに振り込みますので口座番号を――

武骨すぎて却って共感を呼ばないでしょうか?