2019年7月25日木曜日

珍説

件の吉本興業所属芸人の反社会組織からの現金収受事案について思う処を少し。

働き方改革、ブラック企業、やりがい搾取、優越的地位の濫用、働きアリの法則といった語が想起されます。”水清ければ魚棲まず”などと反社会組織の存在を容認するつもりは毛頭ありません。ただ、働きアリの法則のように、
社会には一定割合で反社会的な構成員が存在し、これら反社会的構成員を排除したとしても、残りの社会的な構成員の一部が反社会的構成員に鞍替えしてしまう。社会全体における反社会的な構成員の割合は一定に保たれる。
のであれば、根絶するのは難儀な話だなぁと。

古今東西、芸能を含む文化だけでなく政治や経済だって反社会組織との関わりは続いていて、未だ排除できていません。働きアリの法則が真ならば、さもありなんといった話です。衆目の目に晒される機会が多い芸人絡みの事案であったため偶々露見したに過ぎないんじゃないかと。反社会組織に利益供与し相応の対価を得た、類似の話は枚挙に暇がありません。

本事案について特段驚きはなく、今更感を払拭できないのが正直な印象です。
どうでもいい
と片付けておきます。 

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