2019年11月22日金曜日

上納2

前の事例に続き、上納金未納による結果をもう一つ。おそらくです。

緑区の居酒屋へ昼食を摂った時の話です。魚料理に注力していてボリュームもあり満席で空き待ち客がありました。人気店であることを窺わせます。

当該店の料理は十分満足のいくものでしたが、本エントリでは触れません。数日後でしょうか、地図上で場所を確認しようとした際のことです。Googleを利用して、飲食店名と緑区といったような大まかな住所で検索すると、上位にはほぼ間違いなく食べログへのリンクが現れます。かなり以前からそういった状況が続いています。

そうであるなら、食べログ内で確認しても同じだろうと、
食べログ>愛知グルメ>名古屋グルメ>名古屋市南部グルメ>地図から探す
とリンクを辿っていきました。おおよその位置まで拡大表示していき、[このエリアで再検索]ボタンをクリックすればエリア内の飲食店が✪で表示されるはずです。その際、地図の左側に✪の飲食店名やアイコンが一覧表示され、位置と飲食店情報が紐付けできる仕様になっています。

そういった操作で、位置から正確な店名、住所、電話番号を調べようとしたわけです。

ところが、地図上に明らかに当該飲食店の場所が表示されていて[このエリアで再検索]ボタンをクリックしても、✪表示が現れず、つまり”そこには飲食店は存在しない”ような地図表示になっていることがあります。

このような、新たに飲食店を検索するのではなく、位置が既知の飲食店について情報を得ようとすると、”表示されない=存在しない”ことは以前も経験しています。飲食店数の密度が高い場合、✪が幾つも重なってしまうためある程度飲食店が間引かれて表示されることは承知しています。ただ、その場所に店が密集しているわけでもなく、明らかに在るはずなのにその店が存在していない...そういった地図表示です。

これはおそらく、初期状態で表示件数が20件に設定してあることが理由です。設定表示件数、この場合は20件ですがこれを超える飲食店は存在していても表示されない、ということです。


この設定件数を50、100と増やす、或いは更にエリアを拡大表示(検索エリアを縮小)して[このエリアで再検索]すれば、存在しなかった店が現れてきます。

問題は、初期条件下で飲食店を検索した時、同一エリアであっても検索されない店がある、という部分です。店の表示件数を増やしたり、検索エリアを絞れば表示されるとしても公平性に欠けているのは否めません。

あるエリアで新たに飲食店を探そうとして20店が表示された時、まずはその中から店を調べ出すのが自然な選択です。そこで希望の店が見つかればその店を訪れるわけです。ジャンルや予算、収容人数等、自分の希望に合う店がない場合、”検索エリアを広げる”のが通常の操作ではないでしょうか。20店以上の飲食店が在って検索漏れが起きていても、それはそのままになってしまうかと。

飲食店が密集しているエリアであれば、上記のように表示件数を増やしたり、検索エリアを絞る操作で非表示になっている店を表示させることができます。そのことを知っていたとしても、”希望の店が見つからない→検索エリアを昼拡げる、或いは移動する”という操作が通常です。

つまり、最初の検索エリアで表示される20店から漏れた飲食店は、地図からの検索によって訪問される確率がかなり低くなる、ということです。

今回は偶々、新たな飲食店の検索ではなく、既に訪れた店を検索してこのことに気づきました。初期設定で表示される/されないの線引きが、宣伝広告費、協賛金、上納金を納めたか否かによるものかは定かではありません。

リアルの街の地図やタウン誌ではよくあることですから、”上納金次第で地図に優先的に表示されます”そんなセールストークで食べログ代理店が営業していても、不思議ではないなぁと思った次第です。

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