2014年9月26日金曜日

謝意

以前、様々なサイト管理者から配信される、不正アクセスに対する注意を喚起し、パスワードの変更を促すメールについて記しました

その後も、依然として各方面から”重要なお知らせ”が届きます。
――不正アクセスがありました。パスワードの変更をお願いします。――
同一サイトからではありませんが、断続的というか、定期的と言っていい頻度です。

そういった中、五月頃の話です。一難去ってまた一難とでも言えばいいのでしょうか。
Gmailが、
"一時的なエラー"
と表示され利用不能に陥りました。

ヘルプによればこのエラーは、
Gmail にログインする際に「一時的なエラー」というメッセージが表示される場合は、メールが一時的に使用できなくなっています。通常、これらのエラーは数分以内に自動的に解消されるので、少し経ってから再度試してみてください。Gmail にアクセスすることはできませんが、メールや個人情報は安全に保護されています。
とのことでした。

しかしながら、半日以上経過しても解消されず途方にくれました。アクセスするPC、OS、ブラウザを変えた所、別のPCから当該アカウントからでも、或いは当該PCでも他のアカウントからならGmailにアクセス可能であることが分かりました。

結局、OSのアップグレードを試みたのですが、失敗。バックアップを取ってクリーンインストールに至りましたが、エラーは解消されました。

ところが、翌々日だったでしょうか。再び、
"一時的なエラー (500)"
との表示に頭を抱えてしまいました。

幸いなことにこの時は確か数十分程度でエラーは解消されたのですが、メールを受信すると...
"不正なログインがブロックされました"
という件名でGoogle アカウント チームからメールが届いていました。一部を引用します。
****** 様、Google をご利用いただきありがとうございます。 
最近、他のユーザーがあなたのパスワードを使ってあなたの Google アカウント(********@gmail.com)にログインしようとしました。このユーザーは、メール クライアントなどのアプリケーションや携帯端末を使用していました。 
Google では、このアカウントへのアクセスが不正使用のおそれがあるため、このログインをブロックしました。ログインの詳細について、以下の情報をご確認ください: 
2014年5月13日 22時45分27秒 UTC IP アドレス: 120.43.58.111 場所: 中華人民共和国 福建省 寧徳市
このログインに心当たりがない場合は、他のユーザーがあなたのアカウントにアクセスしようとした可能性があります。今すぐアカウントにログインして、パスワードを再設定してください。
冷や汗が...

泡食って再設定したのは言うまでもありません。

今更ではありますが、Google アカウント チームの方々に御礼を申し上げる次第です。

ありがとうございました。

で、その後も、相変わらず各方面から警告メールが届いています 

先のGmailへの不正アクセスに関連してか、アカウントを保有している海外のサイトからも
”cyberattackがあったんでパスワードの変更を”
を受信しました。いくつかのサイトのパスワードを変更しました。

銀行やカード会社からはパスワードや認証番号表の情報を詐取する不正画面の注意喚起メールも届きました。

直近では新興のポータルサイトで不正アクセスが確認されたとのこと。自サイトからの流出は検知されていないが、パスワードを変更しろと...

不思議なことに、物販系サイトからはこういった注意喚起メールを受け取っていません。大手の数サイトを利用しているのですが、最近というかこれまでの所、該メールを受信した記憶がありません。

物販サイトに移るポータルサイトからならありますが...

セキュリティが強固に保たれているのか、不正アクセスによる被害が表沙汰になっていないだけなのかは存じません。支払い方法がクレジットカードの利用者ならば、真の被害者はカード会社であるということも理由の一つなのでしょうか。

興味のあるところです。





(追記)
上記を書き進めている矢先、
JALで情報流出、マイレージ会員情報など最大75万件の可能性も
との報道がありました。

以前のエントリでも触れましたが、サイトの脆弱性が露見したり、不正アクセスが明らかになった後、”安全宣言”に類するメールを受信したことがありません。

前回の不正アクセスが未だ記憶に新しいにも拘らず今回の流出です。

”安全宣言”を出すなど夢のまた夢かもしれません。

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