しばしば、
──人と会う、人の話を聴くことが政治家の仕事──
そんな文言を耳にしてきました。勿論、コロナ禍真っ只中の頃もです。
で、岸田新総理の話です。人の話をよく聴くことが特技だそうです。えーっと。言葉通りに受け止めて、これが特技なら他の選良は人の話を聴かない輩ばかりなんでしょうか。まぁ、”そうだ”と言われればその通りかもしれませんけど。
ただ、人の話をよく聴くというのはコミュニケーションの根本です。それがあって、質疑や答弁、議論、論戦が成立するわけです。
”俺、私、オイラ、小生、僕、拙は聴いているよ!”
そんな反論も聞こえてきません。
人の話を聞かない連中が永田町に集まって一体何が生産されているのか、今更ながら不思議です。
話し変わって、コロナ禍の収束に伴い全国津々浦々でGo toなんとかのキャンペーンが始まるようです。選挙戦を迎えてのポピュリズム政治の具現化でしょうか。その一方で、岸田政権誕生の前後から、”分配”の語をやたらと耳にします。”バラマキ”と”分配”は違うと認識していますが、その分別は適切に行われているのか、違いについての解説を見かけません。
れについての説明を未だに見つけられていません。旅行や外食といった遊興費を政府が補助すること、これはバラマキなのか、事業者視点に立った分配なのか、興味深い処です。いずれにせよ公平性についての疑念は拭えませんけど。
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