2014年11月15日土曜日

普遍

名古屋に隣接した市の役所近くの喫茶店の話です。

以前のエントリでも記しましたが、麺と共に”当然のように”白飯を喰らう名古屋圏です。

店名を冠した定番のランチは、ミートスパゲティ、ナポリタン、或いは、焼きそばのいずれかと白飯、赤だしに唐揚げかコロッケ、サラダ、漬物、食後のコーヒーとくるわけです。

当然、ナポリタンの上に赤いウインナーを戴いています。このウインナーと恵那鳥を使用した唐揚げとの旨さのギャップが...

麺類の味付けも白飯が進む濃さです。というか御飯なしでは麺を食べ進められない濃い味です。

スパゲティ、白飯、赤だしと不動の名古屋めしです。揺ぎもせずメニューの先頭に鎮座しています。続くのは鉄板メニューで上記ミートスパゲティ、ナポリタン、焼きそばに加えて焼きうどん、そしてインディアンスパゲティ...

ご存知でしょうか、インディアンスパゲティ。説明はいたしません。

で、鉄板メニューの料理写真の下に注釈があります。
確かな記憶ではありませんが、
――上記メニューは200円追加で定食にできます。定食には白飯、赤だし、冷奴、漬物がつきます。――
平然の如く”定食にできます”。当然のように白飯と赤だし...もう、白飯なしでは麺類が食べられない、或いは、白飯なしで麺類を食べると罰せられる地域なんでしょうか。

他所の追随を許さない、正に名古屋圏の孤高の食習慣、この微動だにしない普遍性を強く実感した次第です。

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