2024年4月28日日曜日

座礁

当面、緩和的な金融環境が継続する──

 日銀 植田総裁会見“円安 物価の基調に大きな影響なし

いずれ政策金利は上がるわけです。更なる円安に歯止めをかけるため、追い込まれての利上げかと。

そうなると、乱発した国債の利払い負担は増え、株式市場を支えるために野放図に買い貯めたETF価格は下落します。勿論、売却もできませんし。利上げ前後に売買すればマッチポンプというか官製の相場操縦です。

この辺りと円安進行を天秤にかけて”利上げやむなし”の環境が整ったというか、追い込まれての利上げになるかと。

1992年のポンド危機を思い起こさせます。この時は英ポンドの欧州為替相場メカニズムからの離脱、変動相場制への移行が一つの転機となりました。

円は既に変動相場制です。意図的に嵩上げされた実態との乖離をソフトランディングで補正できるのでしょうか。

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