少し前(R7.6.24)の報道です。
教員グループによる女子児童の盗撮容疑で名古屋市と横浜市の教員が逮捕されるという事件がありました。
事件そのものについては、
と言ったキーワードで検索すれば容易に詳細を知ることができますから記すことは省きます。
で、やはり重視すべきは教育行政側の対策であるのは間違いありません。事件の第一報を耳にした際、なんとも言えない手詰まり感を覚えました。今後に向けて何らかの効果的な策を打ち立てられるのだろうか、と。
この事件を受けて調査と対策の徹底が求められているわけですが、
職員・教員へのの情報提供依頼、保護者からの通報窓口の設置(教員の児童盗撮事件 名古屋市が第三者委で調査へ)
といった提言では甚だ心許なく、いじめや虐待対策より期待薄という印象が否めません。穿った見方をすれば、事件が発覚して取り敢えず何かしなければとか、これで第二の事件が発生してしまった場合の批判を抑える、といった教育行政側の防衛意識の要素を感じてしまいます。
ただ、なかなか有効な施策が見当たらないというのが実の処ではあります。
現場サイドでは実務面でルールの徹底が図られるようです。
私用のスマートフォンなどを教室に持ち込まない
校外学習などで私用の端末を使用せざるをえない場合には、カメラのレンズに学校が用意したシールを貼り付け、撮影できないようにする
(名古屋市教委“私用スマホを教室持ち込まないなど対策徹底を”)
これはこれで一部の小中高で生徒、学生に対して行われている、
在校時はスマホを学校側が預かる
といった校則と同じです。
(追記していきます)