10月4日開票となる自民党総裁選の報道が喧しい毎日です。
各候補の主張はいずれも抽象的な文言で、概ね、
MJGA(メイクジャパングレートアゲイン)
で違いが判りません。"もう一度"、"再び"、"前へ"、"上へ"、"高みに"といった語の繰り返しで具体的な内容に踏み込んでいません。そこからポピュリズムに走ったバラマキに話は進むのですが、こちらも風呂敷を拡げている感が否めません。
それならそれで、
──米国とメキシコの国境に壁を造る──
くらいのインパクトがないと印象は薄いよなぁ、というのが実の処です。勿論、是非や方向性はともかくとしてです。そういった姿勢が、前の国政選挙で参政党に票が流れた原因ではないかと思料します。
それに輪をかけて
解党的出直し...
具体的イメージが思い浮かびません。何、ソレ?
当たり前ですが、”測定できないものは改善できない”わけです。結果が評価できなければ、行った施策の効果は不明なままです。
解党的出直しと称して一体何を行うのか、それをどう評価、検証するのか、その辺の説明がない限りただの言葉遊びに過ぎません。