巷間、〇〇味のカレーとカレー味の〇〇、若しくは赤いきつねと緑のたぬきからの選択と囁かれていた東京都知事選が予想通りの結果となって終わりました。
現職が圧倒的に有利というこんな結果は、火を見るより明らかでした。突発的な事件、事故さえ起こらなければ、ですが。
ただそれでは、選挙を興行として報じるメディアの立場からすれば、コンテンツとして全くつまらないわけです。そこで、対立候補の人気に下駄を履かせて、現職との優劣が拮抗している体を装って、一つの文明的?な戦争エンターテイメントに仕立て上げようとする姿勢が容易に見て取れます。
もう少しナントカカナランノカ、というのが率直な処です。
上記の現職が圧倒的に有利というのも、
全てがハズレのくじの中でどれを選択するかとなった時、損失が最小となるくじを選びたいわけです。そうなると、計り知れない未知の損失より、損失が既知である現職を選ぶ
まぁ、当然の行動原理です。
変わることによる好転を期待させる人材とまでは言わないものの、相変わらず人材の枯渇を実感させる選挙でした。
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